風邪引きからの改めて愛164
大変お待たせしました。中々風邪が治らなく寝込んでいた日々も数週間。
未だに治っていませんがボチボチ更新しなければなりませんね。
全然関係ない話なんですが、最近ニコニコ動画にゲーム字幕動画をうp始めました。
もしよろしければそちらの方もご覧下さいませ。
マイリスト:(5ヶ月ぶりに)バイオハザード4プレイしてみた
今回のお話は続かせる予定はなかったんですが、もう少し深く突っ込みたかったので続かせます。
3月入るまでに続きは書きますので。
ではどうぞ!!
『改めて愛164』
未だに治っていませんがボチボチ更新しなければなりませんね。
全然関係ない話なんですが、最近ニコニコ動画にゲーム字幕動画をうp始めました。
もしよろしければそちらの方もご覧下さいませ。
マイリスト:(5ヶ月ぶりに)バイオハザード4プレイしてみた
今回のお話は続かせる予定はなかったんですが、もう少し深く突っ込みたかったので続かせます。
3月入るまでに続きは書きますので。
ではどうぞ!!
『改めて愛164』
朝起きた時点で、俺は異変に気づくべきであった。
本来あるはずのものがある日突然なくなるというのは、異変以外の何物でもないのだから。
それでも俺は、今まで嬉しく幸せに思いながらも苦労していたことがあった。
寝る時はハルヒに腕枕してやる、その行為がだ。
もちろん枕は2つある、2つどころかハルナの分も余っているのだから3つあるのだ。
それでもハルヒは、キョンの腕じゃなきゃ眠れないわ! とか腕の筋肉が悲鳴を上げそうな台詞しか言わなかった。
そんな生活を十数年続けりゃ、無駄に筋肉ついてくるわけであって。
ただ、今朝はそんな腕に痺れや痛みが感じられなかった。なぜかって?
「さて、どうしたものか・・・」
そこに、一口サイズほどの小さいハルヒが眠っていたからだ。
『改めて愛164』
俺は驚愕した。一瞬虫が腕にへばりついていると思い叩き潰そうと思ったのだが、
もしそんなことしていたら犯罪になっていたところだった。
親指姫と例えるのが正しいのか、まさに親指サイズのハルヒがスヤスヤと気持ちよさそうに眠っている。
「何だかなぁ・・」
誰の能力で、誰の仕業なのか知らないが、なんというか・・・可愛らしい。
ミニチュアサイズのハルヒに対して、無償にイタズラしたい気持ちを必死で抑え、起こすことした。
その起こす作業も一苦労なのだ。いつもみたいに、
「おい、起きろ」 と腕をどけようものなら、ハルヒにとってはビル4階程度の落下を味わうことだろう。
だからと言って迂闊に触るものなら、うっかり潰してしまうかもしれん。そんな事は絶対してはいけない。
近くに置いてあった綿棒でミニチュアハルヒの頬をつついてみる。
頬といっても綿棒ですら今のハルヒに比べると大きすぎる。顔全体をつついているようなものだ。
「むむぅ・・・何よ・・・って・・え?」
ずいぶん小さな声でかすかにしか聞こえなかったが、どうやら自分の身に起きている異変に気づいたようだ。
「さて、どうしたもんか・・・」
本日二度目の溜息。解決策なんて見つからない。
「あんたの力でもハルナの力でもないとすると、誰のせいだっていうのよ!!」
俺の肩に座り、耳元向けて大声で叫んでいるのだろうが、
今のこいつの叫びは俺にとってはほとんど聞こえないに等しい。
ハルナがこんなことを望んだとは到底思えないし、仮に思ったとしても。
それはハルヒにでなく、自分自身の身で実験するだろう。怖いもの知らずだからなあいつは。
「あれじゃないの、昔あんたの命狙ってた急進派の奴らとか」
そんな馬鹿な話があってはならない。もう十年以上前の話を思い出させるな。
軽いトラウマになってる朝倉事件以来、結婚してしばらくも幾度となく狙っていたようだが、
最近は音沙汰ない状態だっただけに、急に行動を起こしたとも考えられない。
残っているとすれば、ハルヒ自身に能力が戻ったとかか?
まさかな・・・ そんな事あるわけないよな・・・。
ハルヒの能力はハルナを産んだ事によって、ハルナと俺に分散されてハルヒ自身からは消滅した。
実際未だにハルナと俺には、地球を滅ぼしたり世界を変えたり出来るほどの力は持っているらしい。
もちろん使う気なんてさらさらないが。
ハルヒに能力が復活したとするならば、その力の元はどこから湧いてきたのだ?
謎は謎を呼ぶ、ひとまず謎を呼ぶ前に古泉を呼ぶことにした。
普通の日常は、やはり俺とハルヒには向いていないようだ。
続く
本来あるはずのものがある日突然なくなるというのは、異変以外の何物でもないのだから。
それでも俺は、今まで嬉しく幸せに思いながらも苦労していたことがあった。
寝る時はハルヒに腕枕してやる、その行為がだ。
もちろん枕は2つある、2つどころかハルナの分も余っているのだから3つあるのだ。
それでもハルヒは、キョンの腕じゃなきゃ眠れないわ! とか腕の筋肉が悲鳴を上げそうな台詞しか言わなかった。
そんな生活を十数年続けりゃ、無駄に筋肉ついてくるわけであって。
ただ、今朝はそんな腕に痺れや痛みが感じられなかった。なぜかって?
「さて、どうしたものか・・・」
そこに、一口サイズほどの小さいハルヒが眠っていたからだ。
『改めて愛164』
俺は驚愕した。一瞬虫が腕にへばりついていると思い叩き潰そうと思ったのだが、
もしそんなことしていたら犯罪になっていたところだった。
親指姫と例えるのが正しいのか、まさに親指サイズのハルヒがスヤスヤと気持ちよさそうに眠っている。
「何だかなぁ・・」
誰の能力で、誰の仕業なのか知らないが、なんというか・・・可愛らしい。
ミニチュアサイズのハルヒに対して、無償にイタズラしたい気持ちを必死で抑え、起こすことした。
その起こす作業も一苦労なのだ。いつもみたいに、
「おい、起きろ」 と腕をどけようものなら、ハルヒにとってはビル4階程度の落下を味わうことだろう。
だからと言って迂闊に触るものなら、うっかり潰してしまうかもしれん。そんな事は絶対してはいけない。
近くに置いてあった綿棒でミニチュアハルヒの頬をつついてみる。
頬といっても綿棒ですら今のハルヒに比べると大きすぎる。顔全体をつついているようなものだ。
「むむぅ・・・何よ・・・って・・え?」
ずいぶん小さな声でかすかにしか聞こえなかったが、どうやら自分の身に起きている異変に気づいたようだ。
「さて、どうしたもんか・・・」
本日二度目の溜息。解決策なんて見つからない。
「あんたの力でもハルナの力でもないとすると、誰のせいだっていうのよ!!」
俺の肩に座り、耳元向けて大声で叫んでいるのだろうが、
今のこいつの叫びは俺にとってはほとんど聞こえないに等しい。
ハルナがこんなことを望んだとは到底思えないし、仮に思ったとしても。
それはハルヒにでなく、自分自身の身で実験するだろう。怖いもの知らずだからなあいつは。
「あれじゃないの、昔あんたの命狙ってた急進派の奴らとか」
そんな馬鹿な話があってはならない。もう十年以上前の話を思い出させるな。
軽いトラウマになってる朝倉事件以来、結婚してしばらくも幾度となく狙っていたようだが、
最近は音沙汰ない状態だっただけに、急に行動を起こしたとも考えられない。
残っているとすれば、ハルヒ自身に能力が戻ったとかか?
まさかな・・・ そんな事あるわけないよな・・・。
ハルヒの能力はハルナを産んだ事によって、ハルナと俺に分散されてハルヒ自身からは消滅した。
実際未だにハルナと俺には、地球を滅ぼしたり世界を変えたり出来るほどの力は持っているらしい。
もちろん使う気なんてさらさらないが。
ハルヒに能力が復活したとするならば、その力の元はどこから湧いてきたのだ?
謎は謎を呼ぶ、ひとまず謎を呼ぶ前に古泉を呼ぶことにした。
普通の日常は、やはり俺とハルヒには向いていないようだ。
続く
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コメントの投稿
お久しぶりですー
大学無事合格しましたヽ|・∀・|ノ
やっと見にこれるようになりますw
甘い作品をこれからも待ってますーヾ(o・ω・)ノ