暇な毎日
俺はどう頑張ってもニートにはなれなさそうです。こんばんはごきげんよう。
就活も終わり、卒業も可能になり、本当に毎日が暇です。
火曜日以外は学校がないので、毎日寝て飯食ってゲームの繰り返し。
昔はこんな生活に憧れてましたが、いざなってみると暇で仕方ないですわ。
早く働きたいでござんす。
今日は久々の改めて愛本編です。
今回は甘くもない、ハルヒも登場しない回、さらには少し短めのお話です。
男は旅をしたくなる、俺の心境を書いてみたお話です。
次回から改めて愛も160ですね。200目指して頑張っていきます!
ではどうぞ!
『改めて愛159』
就活も終わり、卒業も可能になり、本当に毎日が暇です。
火曜日以外は学校がないので、毎日寝て飯食ってゲームの繰り返し。
昔はこんな生活に憧れてましたが、いざなってみると暇で仕方ないですわ。
早く働きたいでござんす。
今日は久々の改めて愛本編です。
今回は甘くもない、ハルヒも登場しない回、さらには少し短めのお話です。
男は旅をしたくなる、俺の心境を書いてみたお話です。
次回から改めて愛も160ですね。200目指して頑張っていきます!
ではどうぞ!
『改めて愛159』
男には、旅に出たいという願望が心の奥底に潜んでいるものだ。
子供であれ大人であれ、昔から男は自転車や車で遠出するのが好きだった。
それは結婚して好きな人と生活していても、不意に訪れる周期がある。
その場合、大抵誰かに悟られるのを嫌がる。
こんな俺だって、ハルヒに内緒で旅に出たくなる。
午前4時。
始発電車に乗り込み、俺はひたすら西へと電車で向かうことにした。
この1人旅を知ってるのは誰一人いない。ハルヒにも伝えてない。
ただ無断で出てくるのはさすがに帰った時が恐ろしいので、置手紙だけ書いといた。
『ハルヒへ。少し旅にでる。夜には戻る』ってな
『改めて愛159』
財布の中には、給料が入ったばかりということもあり万札がざっと数えて5枚以上はある。
遠出するにはもってこいの金額だし、今日は天気も気分も何だかいい。
ハルヒと出会う前の俺なら、自分から進んで外出するなんて滅多になかったのに、
あのSOS団に入ってから、俺の生活スタイルは180度変わってしまった。
変わってしまった というと語弊があるかもしれないが、変われてよかったと思っている。
って、俺は何年前の話を振り返ってるんだ・・・。
今日は休日ということもあり、さらには始発ということで車内は物静か。
空席も目立ち、乗っている客の年代層もバラバラだ。
深夜にカラオケで一晩過ごしたであろう学生や、お疲れ気味のOLさん。
朝から元気な爺さん婆さんに朝まで飲んでたであろうサラリーマン。
そして、特に用事もなさそうな俺みたいなやつも数人乗っている、
そんな車内の様子を感じながら、電車はゆっくりと西へ向けて走り出した。
どれぐらい、そしてどれだけ乗り換えただろうか。
気が付けば本州の最西端まで来ていた。
駅から出てみると漂う潮の香り。魚介類の出店の数々。
地元では味わうことの出来ない小旅行気分を、俺は今一人占めしているのだ。
駅からしばらく歩いていると、港に到着した。
港には観光客目当てで作ったであろう公園があり、俺はそこで一休みすることにした。
ふと気が付くと、携帯に着信24件、未読メールが100通以上。
言わずともがな、ハルヒだろうが今回ばかりは許してくれ。俺は一人旅の最中なんだ。
結婚をして中々1人になる機会がなかったが、今日だけは俺は一人でいたい。
男の一人旅なんてそんなもんだ。
近くのお店で買った地元で有名な弁当を食べながら、帰ってどういう言い訳をするかを考える。
いや、待て。さっき誓ったばっかだろ俺よ。今日は一人旅なんだ、余計な人物の事は考えるな。
そう脳に命令し、俺は弁当を胃の中に放り込んだ。
そうだな、近くにお土産屋があったから、何か手土産でも買って・・って。
またハルヒのことを考えてしまった。どうやら俺に一人旅は無理なようだ。
俺は所詮、ハルヒという台風に飲み込まれた低気圧なんだろう。
今日はどんな罰なんだろうか、
明日はどんな罰なんだろうか。
そんなことを考えながら、あいつの笑顔に似合いそうな髪飾りと、
名産品でも買うために俺は土産屋へ足を運んでいた。
俺の左手薬指の証は、俺を一人にさせてくれないようだ。
続く
子供であれ大人であれ、昔から男は自転車や車で遠出するのが好きだった。
それは結婚して好きな人と生活していても、不意に訪れる周期がある。
その場合、大抵誰かに悟られるのを嫌がる。
こんな俺だって、ハルヒに内緒で旅に出たくなる。
午前4時。
始発電車に乗り込み、俺はひたすら西へと電車で向かうことにした。
この1人旅を知ってるのは誰一人いない。ハルヒにも伝えてない。
ただ無断で出てくるのはさすがに帰った時が恐ろしいので、置手紙だけ書いといた。
『ハルヒへ。少し旅にでる。夜には戻る』ってな
『改めて愛159』
財布の中には、給料が入ったばかりということもあり万札がざっと数えて5枚以上はある。
遠出するにはもってこいの金額だし、今日は天気も気分も何だかいい。
ハルヒと出会う前の俺なら、自分から進んで外出するなんて滅多になかったのに、
あのSOS団に入ってから、俺の生活スタイルは180度変わってしまった。
変わってしまった というと語弊があるかもしれないが、変われてよかったと思っている。
って、俺は何年前の話を振り返ってるんだ・・・。
今日は休日ということもあり、さらには始発ということで車内は物静か。
空席も目立ち、乗っている客の年代層もバラバラだ。
深夜にカラオケで一晩過ごしたであろう学生や、お疲れ気味のOLさん。
朝から元気な爺さん婆さんに朝まで飲んでたであろうサラリーマン。
そして、特に用事もなさそうな俺みたいなやつも数人乗っている、
そんな車内の様子を感じながら、電車はゆっくりと西へ向けて走り出した。
どれぐらい、そしてどれだけ乗り換えただろうか。
気が付けば本州の最西端まで来ていた。
駅から出てみると漂う潮の香り。魚介類の出店の数々。
地元では味わうことの出来ない小旅行気分を、俺は今一人占めしているのだ。
駅からしばらく歩いていると、港に到着した。
港には観光客目当てで作ったであろう公園があり、俺はそこで一休みすることにした。
ふと気が付くと、携帯に着信24件、未読メールが100通以上。
言わずともがな、ハルヒだろうが今回ばかりは許してくれ。俺は一人旅の最中なんだ。
結婚をして中々1人になる機会がなかったが、今日だけは俺は一人でいたい。
男の一人旅なんてそんなもんだ。
近くのお店で買った地元で有名な弁当を食べながら、帰ってどういう言い訳をするかを考える。
いや、待て。さっき誓ったばっかだろ俺よ。今日は一人旅なんだ、余計な人物の事は考えるな。
そう脳に命令し、俺は弁当を胃の中に放り込んだ。
そうだな、近くにお土産屋があったから、何か手土産でも買って・・って。
またハルヒのことを考えてしまった。どうやら俺に一人旅は無理なようだ。
俺は所詮、ハルヒという台風に飲み込まれた低気圧なんだろう。
今日はどんな罰なんだろうか、
明日はどんな罰なんだろうか。
そんなことを考えながら、あいつの笑顔に似合いそうな髪飾りと、
名産品でも買うために俺は土産屋へ足を運んでいた。
俺の左手薬指の証は、俺を一人にさせてくれないようだ。
続く
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コメントの投稿
久々にきました。
就職が無事に決まりよかったですw
この調子で精神病のほうも、、、!
自分は大学1年生になってなんとかエンジョイ中ですw
はてさて、本題ですが。
男ってたまーに一人でふらふらしたいときってありますよねー。
遠出はさすがにちょっと。。。(笑)
このあとキョンがどうなったのか見てみたいなーと思いましたw
リクエストですはい。
よろしくですー!