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改めて愛4改良版完結でっせ!
『改めて愛4-3』改良版 元ネタ→2月15日 改良版→8月23日
「彼はまだ目覚めないようです」
「もう5日も経ってるのに・・・」
「あの時は3日で済みましたが、今回は症状が酷いようですね・・・」
「バカキョン・・あたしをおいてどこ行ってるのよ・・・」
「っく・・・」
頭に走る激痛と共に俺は目を覚ます。
いつしかお世話になった病院、俺はその病院のある病室のベットで目を覚ます。
どうやら戻ってきたみたいだな、元の世界に。ということは世界Bでハルヒの告白は成功したということか。
「気づきましたか?」
古泉!! 俺の願望を返しやがれ!!!
俺は目が覚めたとき、俺の手を握りながら眠っているハルヒに会えると勝手に妄想してたんだよ!
現実はどうだ、なぜお前が俺の病室にいるんだ! 何勝手に椅子に座ってやがる!!
目覚め最悪だぜちくしょうめ・・・。
「まぁ落ち着いて、ちゃんと涼宮さんもいますから。今は売店にお昼ご飯を買いに行ってるようですよ」
言われて気づいたが、患者用の机の上には大量の空き缶や弁当の空箱など。っていうことは・・?
「えぇ、ご想像の通り、涼宮さんはあなたのそばにずっといたんですよ、学校も休んでね」
「俺は何日間意識がなかった?」
「5日間です、その間涼宮さんは朝から晩までここにいました。
夜だってあなたの手を握りながら眠ってたんですよ?」
古泉の言葉を聞いて、改めてハルヒの優しさを実感した。
なんだよ、そこまでしてくれてたのか・・・。そうとは知らず俺は世界Bのハルヒとキスなんか・・・。
「ただいま・・・ あっ・・・・」
いきなり病室のドアが開いたかと思うと、俯き気味のハルヒであった。
しかし病室から会話が聞こえたのが気になったのか、少しだけ視線をこっちにずらした。
その時ハルヒと目が合ったんだ、うん。久しぶりの再開だから恥ずかしがっている俺がいる。
「おやおや、僕は退散しないといけないですね。あ、涼宮さん、彼は気づきましたよ。
後遺症もなく記憶喪失などの心配もありません。では」
そういうとそそくさと病室を出て行った。2人きりになってしまったのでとてつもなく気まずくなってしまった。
ハルヒは弁当や飲み物を買ってきたであろう袋を手に持ち、俺を呆然と眺めていた。
かと思うと、その袋を手放し、何も言わず走ってきた。さらに・・・ジャンピーング!!
ベットにまでよじ登り、寝ている俺の上に覆いかぶさるハルヒ。声を殺して泣いているようだ。
何か言う必要があったと思うが、何も言わずハルヒを抱き返す。この感覚がとてつもなく懐かしい。
しばらくの間そうしていたが、ずっとハルヒは泣いていた、声を出さずに・・・。
「おかえり、キョン」
しばらく経って、ようやく落ち着いたのかハルヒは俺から少しだけ離れて、顔を近づけながら喋る。
近い近い、恥ずかしいったりゃありゃしない。
謝ったり、謝罪したりする必要があったのかもしれないが、やはりこれがしたかったのだ。
「ただいま、心配かけて悪かったなハルヒ」
泣いたから目を真っ赤にし、さらに久しぶりの密着という事で恥ずかしいのか頬を赤らめているハルヒに。
俺とハルヒのコミュニケーション。愛を確かめ合う行為。
「ずっと待ってたし、信じてたから。あんたはあたしを置いてどこにも行かない、絶対帰ってくるって」
これから結婚しても、子供が出来ても一生するであろう行為。
「ありがと、これからは、これからもずっと一緒だからな。大好きだぞハルヒ」
子供が出来て『バカップル・・いや、バカ夫婦』なんて言われるかもしれない行為。
「あたしも大好きだからね、キョン」
病院のある一室。高校生2人がそのある1室で、お互いの愛を確かめ合った。
キスという素晴らしい行為によって・・・。
世界Bの俺たちよりもラブラブだと信じたい、お互い頑張っていこうじゃないか。
また会えるから心配すんな、その時はよろしくな。世界Bのハルヒさんよぉ。
続く
「もう5日も経ってるのに・・・」
「あの時は3日で済みましたが、今回は症状が酷いようですね・・・」
「バカキョン・・あたしをおいてどこ行ってるのよ・・・」
「っく・・・」
頭に走る激痛と共に俺は目を覚ます。
いつしかお世話になった病院、俺はその病院のある病室のベットで目を覚ます。
どうやら戻ってきたみたいだな、元の世界に。ということは世界Bでハルヒの告白は成功したということか。
「気づきましたか?」
古泉!! 俺の願望を返しやがれ!!!
俺は目が覚めたとき、俺の手を握りながら眠っているハルヒに会えると勝手に妄想してたんだよ!
現実はどうだ、なぜお前が俺の病室にいるんだ! 何勝手に椅子に座ってやがる!!
目覚め最悪だぜちくしょうめ・・・。
「まぁ落ち着いて、ちゃんと涼宮さんもいますから。今は売店にお昼ご飯を買いに行ってるようですよ」
言われて気づいたが、患者用の机の上には大量の空き缶や弁当の空箱など。っていうことは・・?
「えぇ、ご想像の通り、涼宮さんはあなたのそばにずっといたんですよ、学校も休んでね」
「俺は何日間意識がなかった?」
「5日間です、その間涼宮さんは朝から晩までここにいました。
夜だってあなたの手を握りながら眠ってたんですよ?」
古泉の言葉を聞いて、改めてハルヒの優しさを実感した。
なんだよ、そこまでしてくれてたのか・・・。そうとは知らず俺は世界Bのハルヒとキスなんか・・・。
「ただいま・・・ あっ・・・・」
いきなり病室のドアが開いたかと思うと、俯き気味のハルヒであった。
しかし病室から会話が聞こえたのが気になったのか、少しだけ視線をこっちにずらした。
その時ハルヒと目が合ったんだ、うん。久しぶりの再開だから恥ずかしがっている俺がいる。
「おやおや、僕は退散しないといけないですね。あ、涼宮さん、彼は気づきましたよ。
後遺症もなく記憶喪失などの心配もありません。では」
そういうとそそくさと病室を出て行った。2人きりになってしまったのでとてつもなく気まずくなってしまった。
ハルヒは弁当や飲み物を買ってきたであろう袋を手に持ち、俺を呆然と眺めていた。
かと思うと、その袋を手放し、何も言わず走ってきた。さらに・・・ジャンピーング!!
ベットにまでよじ登り、寝ている俺の上に覆いかぶさるハルヒ。声を殺して泣いているようだ。
何か言う必要があったと思うが、何も言わずハルヒを抱き返す。この感覚がとてつもなく懐かしい。
しばらくの間そうしていたが、ずっとハルヒは泣いていた、声を出さずに・・・。
「おかえり、キョン」
しばらく経って、ようやく落ち着いたのかハルヒは俺から少しだけ離れて、顔を近づけながら喋る。
近い近い、恥ずかしいったりゃありゃしない。
謝ったり、謝罪したりする必要があったのかもしれないが、やはりこれがしたかったのだ。
「ただいま、心配かけて悪かったなハルヒ」
泣いたから目を真っ赤にし、さらに久しぶりの密着という事で恥ずかしいのか頬を赤らめているハルヒに。
俺とハルヒのコミュニケーション。愛を確かめ合う行為。
「ずっと待ってたし、信じてたから。あんたはあたしを置いてどこにも行かない、絶対帰ってくるって」
これから結婚しても、子供が出来ても一生するであろう行為。
「ありがと、これからは、これからもずっと一緒だからな。大好きだぞハルヒ」
子供が出来て『バカップル・・いや、バカ夫婦』なんて言われるかもしれない行為。
「あたしも大好きだからね、キョン」
病院のある一室。高校生2人がそのある1室で、お互いの愛を確かめ合った。
キスという素晴らしい行為によって・・・。
世界Bの俺たちよりもラブラブだと信じたい、お互い頑張っていこうじゃないか。
また会えるから心配すんな、その時はよろしくな。世界Bのハルヒさんよぉ。
続く
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