出血
昨日風呂で頭を洗ってました。
お湯を頭にかけて、シャンプーを取ろうと思ったら妙に顔が濡れてましたので、鏡で見ると、
自分の顔が血まみれでした。 えええ!!!?
どっから出血してるか探すのに必死でしたww 結局鼻血だったんですけどね。
お湯をかぶったせいで、鼻血に水っぽさが増し、ああなったというわけですね。
ビックリしました。 何で風呂場で叫ばなあかんねん・・w
では今日の分です。どうぞ。
『改めて愛32』
「キョン、ハルナ、お祭りに行くわよ!」
『改めて愛32』
ここんとこ毎日35度超えの西日本。
おいおい、こんな暑いのはインドとかジャマイカだけでいいぞ。もう少し涼しくなってくれ。
こういうときは冬が恋しいが、冬になると夏が恋しくなる。あれは一体何なんだ?
今日は年に1回、隣の県で行われる夏祭りの日。
俺は現在、ハルヒとハルナを乗せた車をその場所に走らしている。
「ねえキョン、憶えてる? あたしたちが高2の時一緒に行ったわよね?」
「あぁ、よく憶えてるぞ。あれは付き合い始めて6ヶ月目だったよな?」
「そうそう、よく憶えてたわね。感心感心」
「ママ、でーとだったの?」
「こらハルナ、そんな言葉どこで憶えたのかしら?」
「この前パパと古泉お兄ちゃんがお話してるのを聞いたの」
「キョン、あんた古泉君とデートしてるの?」
んなわけないだろ・・・ 俺にそんな趣味はない。
あれはあいつが 『最近奥さんとデートとかしていますか?』 って聞いてきただけだ。
古泉よ、それは愚問だぜ。何かあればすぐデートしてるぞ。
「ハルナ、着いたらまず何食べよっか? たこ焼き?焼きそばもいいわね」
「あたしこの前食べたふぐ食べたい」
「ふぐは多分ないわね。あっ、でもサザエとかならあるんじゃない・・・・・
そう、あれは高2の時の夏だった。
訳の分からん世界のハルヒと出会って数ヶ月、俺は元気に元の世界で暮らしている。
学校も夏休みに入り数週間、この暑さにはまいるねまったく。
俺は去年と同じような夏休みを・・・過ごしてない。
去年は夏休み最終日に宿題を終わらせた。 っていうかそれが普通だった。
今年は違う。宿題は夏休み初日にすべて終わらした。どんなもんだい。
「早く宿題終わらせたら、いっぱいデートできるもんね」
そう、俺はハルヒと1日でも多くデートするために、必死こいて宿題を終わらせたのだ。
自分で自分を褒めたいね。まさか本当に1日で終わるとは思いもしなかったからな。
という訳で、ほぼ毎日デートなわけだ。
SOS団の活動は午前中だけ、もしくは午後だけ とか、そんな感じである。
しかも内容が去年とほぼ同じ。
プールに行ったり、昆虫採集、アルバイトetc・・・
ほっとんど一緒だが、違う点が2つある。
1つめ、行動する時はハルヒと一緒。しかもハルヒは凄い力で俺の手を握ってくる。
夏なのに暑苦しくないかだって? んなことはない。むしろ俺だってハルヒと手を繋いどきたい。
2つめ、今年も天体観測を行った。
すると、朝比奈さんとハルヒがまた寝ている。お前ら去年も寝てなかったか?
「さて、あなたのすることは分かってますよね?」
お前の言いたいことはさっぱり分からん。起こせってか?
「まったく・・ 『彼女を抱きしめて耳元でアイラブユー』ですよ。
去年できなくても、今の関係ならできますよね?」
あとで1発殴らせろよ、分かったか?
「ふふ、では僕たちは下に行きますので。あっ、朝比奈さんは僕が起こしときますから」
古泉は寝ている朝比奈さんだけを起こし、長門と一緒に下に行った。
・・・ ホントにやらないといけないのか?
ドッキリとかじゃないだろうな?
ビデオに撮られて学校のテレビで流されるとか・・・ それは勘弁してくれ。
「ハルヒ」
「ん・・・キョン?」
俺は寝ているハルヒを抱きしめる。 もうここまできたらやるしかないのか・・・
「ハルヒ、アイラブユー」
「なっ・・・ななななななな何よ・・・」
ああああああ、何てベタなんだ! 寒い! 真夏なのに寒すぎる!!!
誰か鍋焼きうどんとコタツを用意してくれ!!!! アイス? んなもん今はいらん!!
「・・キョン」
ハルヒは夜でも分かるぐらい顔を真っ赤にし、俺の背中に腕を回す。
「何がしたかったのかよくわかんないけど、あたしもキョンのこと好きだよ」
あー寒かった。お腹壊すかと思ったぜ・・・
今はハルヒの温もりがあるため、もう大丈夫だ。しばらくこうしとこう。
「あたしももうちょっとこのままがいいな」
・・・
・・
・
夏休みも残りわずかとなった今日、隣の県で夏祭りが行われるという事を知り、行く事に。
ひとまずいつもの公園に集合という事で、俺は約束時間の30分前に到着した。
以外にもハルヒの姿はなく、どうやら奢る必要はないようだ。今日の奢りはハルヒだな。
それから数十分後、ハルヒがやっと来た。おいハルヒ、今日はお前がおご・・・る・・・
「ごめ?ん、浴衣ってなかなか着た事なかったから」
目の前に立つ彼女、その姿はなんとも美しくて可愛らしい浴衣姿であった。
やべっ、目玉が落ちそうなぐらい見入ってしまう。
「ふっふ?ん、どうよ?」
「いやっ、どうもこうも可愛すぎて物凄い抱きしめたいんだが」
「まだダメよ、こんなとこで抱き合ったら変な目で見られちゃうでしょ。さっ、行くわよ」
ハルヒは俺に手を差し伸べ、俺はそれに答える。
ハルヒに奢らせるのを忘れてる事を思い出したのは数週間後であった。
・・・・
「着いたわよ! 夏といえばやっぱり祭りよね?」
今日は週末という事もあり、家族連れをよく見かける。
他には俺たちのようなカップル、友達同士、おっさん1人とかそんな感じだ。
「キョン、まず初めはやっぱりたこ焼きよ!」
「へいへい、どうせ俺が奢るんだろ」
「もちろん、あんたが遅れて・・あっ! ・・・・ と、とにかくあんたの奢りだからね」
・・・・
「おっ、カップルかい? いいね学生は」
たこ焼き屋のお兄さんが話しかけてくる。何て愛想のいい兄さんなんだ。
「彼女さんとっても可愛いね。うん、彼氏もなかなかかっこいいぞ。ほら2人前だ」
知らん人にかっこいいと言われても、どうかな・・・ どうでもいいや。
「随分気さくな人だったわね。あたしのこと可愛いだって」
「まあ事実だからな」
「・・ありがと」
「何か言ったか?」
「えっ・・何も言ってないわよ。あっ、次はあっち!」
その後は綿菓子、リンゴ飴、カステラなどを奢らされた俺。
食ってばっかりじゃねえか・・・
ただし、夏のいい思い出にはなったと思う。
ハルヒの可愛らしい姿も見れたしな。満足だ。
・・・・・・・・・・・
「さあハルナ、まずはたこ焼きよ! キョン、早くしなさい!!」
「ちょっと待ってくれ・・・」
到着した途端走り出したハルヒとハルナ。
おいおい、祭りは逃げないんだから、もうちょっとゆっくり歩いてくれ。
おっさんにはきついぞ。
「時間を無駄にできないでしょうが。ねっ、ハルナ?」
「そうだよパパ、早くしないと! 人生無駄になっちゃうよ」
ハルナ、お前は小学2年生のくせに、凄い考えを持ってるんだな。
さすがハルヒの子供だ・・ 将来、特に中学時代が恐ろしい・・・
「おじさん、たこ焼き3つ頂戴!」
「あいよ、 あれっ・・・ あっ、もしかして!」
たこ焼き屋のおっさんが1人でブツブツおっしゃっている。大丈夫か?
「あの時のカップルか!!」
「「えっ!?」」
「ママ、かっぷるだって」
カップル? 俺とハルヒが?
ってまさか・・・
「おじさんは・・もしかして・・」
「憶えてるか?あの時はまだ若造だったが、今ではもうこの通りだ」
「あの時の・・お兄さん?」
「そうだ、彼女さんのポニーテールをどっかで見たことあるなって考えてたんだ。
久しぶりだね」
そういえばあの時ハルヒはポニーテールだったな。
「どうやら結婚したみたいだね。子供までいるじゃん」
「こんばんは、パパとママの娘のハルナです」
「自己紹介までできるのか。
うん、ここで会ったのも何かの縁だ。たこ焼き3人前タダだ。持って行ってくれ」
「えっ、いいんですか?」
「かまわんよ、またいつか会おうじゃないか」
おじさんに感謝し、たこ焼きを貰う。財布の減りが少し抑えられたな。
「まさかあたしたちのこと憶えてるなんてね」
「まったくだ、俺たちはそんなに印象のあるカップルだったか?」
「さあ? 普通じゃないの?」
まあハルヒはあの時はまだ普通じゃなかったけどな。
最近は普通の女性になりつつあるらしいから。今度古泉にでも聞いとこう。
「さて、次は焼きそばね。ハルナ、行くわよ!」
「うん! まだまだ食べれるよ」
「あらっ、あたしだってこれからが本番よ! どっちがたくさん食べれるか競争ね」
「あたしを甘く見たら痛い目にあうよ。子供だからって油断しちゃダメだからね」
親子でなにやら競ってるが、本当に似たもの親子だな。
俺はここで休憩でもしとくよ。
・・
・
「いっぱい食べたわね。あたしの勝ちよ」
「違うよ、あたしだっていっぱい食べたもん。
この前も先生に『よく食べるわね、でも全然太らないわね』って褒められたもん」
それは褒めてるのか? なんか皮肉っぽくも聞こえるが・・・
「何か疲れたわ。キョン、もっと飛ばしなさいよ。何ならあたしが運転しよっか?」
「「頼むから勘弁してくれ」」
「むぅー、何よ。そんなにそろえて言う事ないでしょうが」
「だってパパの口癖だもん。ね?」
「そうだな、気がつけば言ってるしな」
「ハルナ、あたしの口癖は何?」
「ママはね・・・『キョン、好きよ』じゃない?」
ははは、子供に言われてるぞ。面目丸つぶれだなハルヒ。
「ハルナ!それ学校で言っちゃダメだからね!! 分かった?」
「うん、秘密にしといてあげるから、今度お菓子買ってね」
「むぅー、子供のくせに」
ハルナは将来絶対ハルヒみたいな性格になるだろうな。
でも、それはそれでいいじゃないか。
そんなことを思ったある夏の日であった。
続く
ほのぼのですかね? ちょっとハルナの発言を多くしてみました。
ではまた。
お湯を頭にかけて、シャンプーを取ろうと思ったら妙に顔が濡れてましたので、鏡で見ると、
自分の顔が血まみれでした。 えええ!!!?
どっから出血してるか探すのに必死でしたww 結局鼻血だったんですけどね。
お湯をかぶったせいで、鼻血に水っぽさが増し、ああなったというわけですね。
ビックリしました。 何で風呂場で叫ばなあかんねん・・w
では今日の分です。どうぞ。
『改めて愛32』
「キョン、ハルナ、お祭りに行くわよ!」
『改めて愛32』
ここんとこ毎日35度超えの西日本。
おいおい、こんな暑いのはインドとかジャマイカだけでいいぞ。もう少し涼しくなってくれ。
こういうときは冬が恋しいが、冬になると夏が恋しくなる。あれは一体何なんだ?
今日は年に1回、隣の県で行われる夏祭りの日。
俺は現在、ハルヒとハルナを乗せた車をその場所に走らしている。
「ねえキョン、憶えてる? あたしたちが高2の時一緒に行ったわよね?」
「あぁ、よく憶えてるぞ。あれは付き合い始めて6ヶ月目だったよな?」
「そうそう、よく憶えてたわね。感心感心」
「ママ、でーとだったの?」
「こらハルナ、そんな言葉どこで憶えたのかしら?」
「この前パパと古泉お兄ちゃんがお話してるのを聞いたの」
「キョン、あんた古泉君とデートしてるの?」
んなわけないだろ・・・ 俺にそんな趣味はない。
あれはあいつが 『最近奥さんとデートとかしていますか?』 って聞いてきただけだ。
古泉よ、それは愚問だぜ。何かあればすぐデートしてるぞ。
「ハルナ、着いたらまず何食べよっか? たこ焼き?焼きそばもいいわね」
「あたしこの前食べたふぐ食べたい」
「ふぐは多分ないわね。あっ、でもサザエとかならあるんじゃない・・・・・
そう、あれは高2の時の夏だった。
訳の分からん世界のハルヒと出会って数ヶ月、俺は元気に元の世界で暮らしている。
学校も夏休みに入り数週間、この暑さにはまいるねまったく。
俺は去年と同じような夏休みを・・・過ごしてない。
去年は夏休み最終日に宿題を終わらせた。 っていうかそれが普通だった。
今年は違う。宿題は夏休み初日にすべて終わらした。どんなもんだい。
「早く宿題終わらせたら、いっぱいデートできるもんね」
そう、俺はハルヒと1日でも多くデートするために、必死こいて宿題を終わらせたのだ。
自分で自分を褒めたいね。まさか本当に1日で終わるとは思いもしなかったからな。
という訳で、ほぼ毎日デートなわけだ。
SOS団の活動は午前中だけ、もしくは午後だけ とか、そんな感じである。
しかも内容が去年とほぼ同じ。
プールに行ったり、昆虫採集、アルバイトetc・・・
ほっとんど一緒だが、違う点が2つある。
1つめ、行動する時はハルヒと一緒。しかもハルヒは凄い力で俺の手を握ってくる。
夏なのに暑苦しくないかだって? んなことはない。むしろ俺だってハルヒと手を繋いどきたい。
2つめ、今年も天体観測を行った。
すると、朝比奈さんとハルヒがまた寝ている。お前ら去年も寝てなかったか?
「さて、あなたのすることは分かってますよね?」
お前の言いたいことはさっぱり分からん。起こせってか?
「まったく・・ 『彼女を抱きしめて耳元でアイラブユー』ですよ。
去年できなくても、今の関係ならできますよね?」
あとで1発殴らせろよ、分かったか?
「ふふ、では僕たちは下に行きますので。あっ、朝比奈さんは僕が起こしときますから」
古泉は寝ている朝比奈さんだけを起こし、長門と一緒に下に行った。
・・・ ホントにやらないといけないのか?
ドッキリとかじゃないだろうな?
ビデオに撮られて学校のテレビで流されるとか・・・ それは勘弁してくれ。
「ハルヒ」
「ん・・・キョン?」
俺は寝ているハルヒを抱きしめる。 もうここまできたらやるしかないのか・・・
「ハルヒ、アイラブユー」
「なっ・・・ななななななな何よ・・・」
ああああああ、何てベタなんだ! 寒い! 真夏なのに寒すぎる!!!
誰か鍋焼きうどんとコタツを用意してくれ!!!! アイス? んなもん今はいらん!!
「・・キョン」
ハルヒは夜でも分かるぐらい顔を真っ赤にし、俺の背中に腕を回す。
「何がしたかったのかよくわかんないけど、あたしもキョンのこと好きだよ」
あー寒かった。お腹壊すかと思ったぜ・・・
今はハルヒの温もりがあるため、もう大丈夫だ。しばらくこうしとこう。
「あたしももうちょっとこのままがいいな」
・・・
・・
・
夏休みも残りわずかとなった今日、隣の県で夏祭りが行われるという事を知り、行く事に。
ひとまずいつもの公園に集合という事で、俺は約束時間の30分前に到着した。
以外にもハルヒの姿はなく、どうやら奢る必要はないようだ。今日の奢りはハルヒだな。
それから数十分後、ハルヒがやっと来た。おいハルヒ、今日はお前がおご・・・る・・・
「ごめ?ん、浴衣ってなかなか着た事なかったから」
目の前に立つ彼女、その姿はなんとも美しくて可愛らしい浴衣姿であった。
やべっ、目玉が落ちそうなぐらい見入ってしまう。
「ふっふ?ん、どうよ?」
「いやっ、どうもこうも可愛すぎて物凄い抱きしめたいんだが」
「まだダメよ、こんなとこで抱き合ったら変な目で見られちゃうでしょ。さっ、行くわよ」
ハルヒは俺に手を差し伸べ、俺はそれに答える。
ハルヒに奢らせるのを忘れてる事を思い出したのは数週間後であった。
・・・・
「着いたわよ! 夏といえばやっぱり祭りよね?」
今日は週末という事もあり、家族連れをよく見かける。
他には俺たちのようなカップル、友達同士、おっさん1人とかそんな感じだ。
「キョン、まず初めはやっぱりたこ焼きよ!」
「へいへい、どうせ俺が奢るんだろ」
「もちろん、あんたが遅れて・・あっ! ・・・・ と、とにかくあんたの奢りだからね」
・・・・
「おっ、カップルかい? いいね学生は」
たこ焼き屋のお兄さんが話しかけてくる。何て愛想のいい兄さんなんだ。
「彼女さんとっても可愛いね。うん、彼氏もなかなかかっこいいぞ。ほら2人前だ」
知らん人にかっこいいと言われても、どうかな・・・ どうでもいいや。
「随分気さくな人だったわね。あたしのこと可愛いだって」
「まあ事実だからな」
「・・ありがと」
「何か言ったか?」
「えっ・・何も言ってないわよ。あっ、次はあっち!」
その後は綿菓子、リンゴ飴、カステラなどを奢らされた俺。
食ってばっかりじゃねえか・・・
ただし、夏のいい思い出にはなったと思う。
ハルヒの可愛らしい姿も見れたしな。満足だ。
・・・・・・・・・・・
「さあハルナ、まずはたこ焼きよ! キョン、早くしなさい!!」
「ちょっと待ってくれ・・・」
到着した途端走り出したハルヒとハルナ。
おいおい、祭りは逃げないんだから、もうちょっとゆっくり歩いてくれ。
おっさんにはきついぞ。
「時間を無駄にできないでしょうが。ねっ、ハルナ?」
「そうだよパパ、早くしないと! 人生無駄になっちゃうよ」
ハルナ、お前は小学2年生のくせに、凄い考えを持ってるんだな。
さすがハルヒの子供だ・・ 将来、特に中学時代が恐ろしい・・・
「おじさん、たこ焼き3つ頂戴!」
「あいよ、 あれっ・・・ あっ、もしかして!」
たこ焼き屋のおっさんが1人でブツブツおっしゃっている。大丈夫か?
「あの時のカップルか!!」
「「えっ!?」」
「ママ、かっぷるだって」
カップル? 俺とハルヒが?
ってまさか・・・
「おじさんは・・もしかして・・」
「憶えてるか?あの時はまだ若造だったが、今ではもうこの通りだ」
「あの時の・・お兄さん?」
「そうだ、彼女さんのポニーテールをどっかで見たことあるなって考えてたんだ。
久しぶりだね」
そういえばあの時ハルヒはポニーテールだったな。
「どうやら結婚したみたいだね。子供までいるじゃん」
「こんばんは、パパとママの娘のハルナです」
「自己紹介までできるのか。
うん、ここで会ったのも何かの縁だ。たこ焼き3人前タダだ。持って行ってくれ」
「えっ、いいんですか?」
「かまわんよ、またいつか会おうじゃないか」
おじさんに感謝し、たこ焼きを貰う。財布の減りが少し抑えられたな。
「まさかあたしたちのこと憶えてるなんてね」
「まったくだ、俺たちはそんなに印象のあるカップルだったか?」
「さあ? 普通じゃないの?」
まあハルヒはあの時はまだ普通じゃなかったけどな。
最近は普通の女性になりつつあるらしいから。今度古泉にでも聞いとこう。
「さて、次は焼きそばね。ハルナ、行くわよ!」
「うん! まだまだ食べれるよ」
「あらっ、あたしだってこれからが本番よ! どっちがたくさん食べれるか競争ね」
「あたしを甘く見たら痛い目にあうよ。子供だからって油断しちゃダメだからね」
親子でなにやら競ってるが、本当に似たもの親子だな。
俺はここで休憩でもしとくよ。
・・
・
「いっぱい食べたわね。あたしの勝ちよ」
「違うよ、あたしだっていっぱい食べたもん。
この前も先生に『よく食べるわね、でも全然太らないわね』って褒められたもん」
それは褒めてるのか? なんか皮肉っぽくも聞こえるが・・・
「何か疲れたわ。キョン、もっと飛ばしなさいよ。何ならあたしが運転しよっか?」
「「頼むから勘弁してくれ」」
「むぅー、何よ。そんなにそろえて言う事ないでしょうが」
「だってパパの口癖だもん。ね?」
「そうだな、気がつけば言ってるしな」
「ハルナ、あたしの口癖は何?」
「ママはね・・・『キョン、好きよ』じゃない?」
ははは、子供に言われてるぞ。面目丸つぶれだなハルヒ。
「ハルナ!それ学校で言っちゃダメだからね!! 分かった?」
「うん、秘密にしといてあげるから、今度お菓子買ってね」
「むぅー、子供のくせに」
ハルナは将来絶対ハルヒみたいな性格になるだろうな。
でも、それはそれでいいじゃないか。
そんなことを思ったある夏の日であった。
続く
ほのぼのですかね? ちょっとハルナの発言を多くしてみました。
ではまた。
スポンサーサイト
コメント
No title
No title
機関室に浸水!浸水止まりません!
魚雷室も浸水!
機関室、魚雷室封鎖!メインタンクブロー!、アップトリム最大!
だめです!メインタンクブローできません!深度300!、350!400!・・・600!、700!800!900!1000!圧壊危険深度です!もう一度ブローだ!タンクブロー出来ません!
ということでまたもや撃沈されてしまいましたww
たこやき屋のおじさん(お兄さん)記憶力すばらしいですな、それとも二人は無自覚なだけでかなり印象に残るようなことをしていたのか?
>ハルナは将来絶対ハルヒみたいな性格になるだろうな。
きっとそうなるでしょう。私もそう思います。姿もハルヒそっくりになるでしょう。
ハルナの言う二人の口癖があまりにも的確ですなw、しかしここまで言われるということはほぼ毎日、しかも1回以上は言ってると言うことなのでしょう・・・ハルヒの「キョン好きよ」はいまだに二人の仲が新婚と変わっていないことを示しているのでしょうねw
>「違うよ、あたしだっていっぱい食べたもん。
>
>この前も先生に『よく食べるわね、でも全然太らないわね』って褒められたもん」
>
>それは褒めてるのか? なんか皮肉っぽくも聞こえるが・・・
先生はうらやましいのです。きっと、多分そうです。そうに違いありません。
もっとコメントしたいですが長くなってきたのでこの辺で・・・
次回も撃沈してくれることを期待します。
魚雷室も浸水!
機関室、魚雷室封鎖!メインタンクブロー!、アップトリム最大!
だめです!メインタンクブローできません!深度300!、350!400!・・・600!、700!800!900!1000!圧壊危険深度です!もう一度ブローだ!タンクブロー出来ません!
ということでまたもや撃沈されてしまいましたww
たこやき屋のおじさん(お兄さん)記憶力すばらしいですな、それとも二人は無自覚なだけでかなり印象に残るようなことをしていたのか?
>ハルナは将来絶対ハルヒみたいな性格になるだろうな。
きっとそうなるでしょう。私もそう思います。姿もハルヒそっくりになるでしょう。
ハルナの言う二人の口癖があまりにも的確ですなw、しかしここまで言われるということはほぼ毎日、しかも1回以上は言ってると言うことなのでしょう・・・ハルヒの「キョン好きよ」はいまだに二人の仲が新婚と変わっていないことを示しているのでしょうねw
>「違うよ、あたしだっていっぱい食べたもん。
>
>この前も先生に『よく食べるわね、でも全然太らないわね』って褒められたもん」
>
>それは褒めてるのか? なんか皮肉っぽくも聞こえるが・・・
先生はうらやましいのです。きっと、多分そうです。そうに違いありません。
もっとコメントしたいですが長くなってきたのでこの辺で・・・
次回も撃沈してくれることを期待します。
No title
>WOLFさん
ハルナは7:3の割合ですかね。もちろん7がハルヒですけどw
最近ほのぼののほうが書きやすくなってしまったのですけど、どうしましょうww
>あしがらさん
私は何回撃沈させてしまいましたかねw
たこ焼き屋とは13年ぶりの再会なのに、よっぽどハルヒが目立ってたんでしょうw
学校の先生はハルナに嫉妬しています。もっというと、ハルヒとキョンの夫婦愛にも嫉妬中ですwww
ハルナは7:3の割合ですかね。もちろん7がハルヒですけどw
最近ほのぼののほうが書きやすくなってしまったのですけど、どうしましょうww
>あしがらさん
私は何回撃沈させてしまいましたかねw
たこ焼き屋とは13年ぶりの再会なのに、よっぽどハルヒが目立ってたんでしょうw
学校の先生はハルナに嫉妬しています。もっというと、ハルヒとキョンの夫婦愛にも嫉妬中ですwww
No title
初めましてです!!
いつもお勉強させていただいておりますm(_ _)m
自分も撃沈されてしまいました(笑)
リンクをはらせていただきたいのですが、許可をいただきたく候です(^▽^;)
またきます!!w
いつもお勉強させていただいておりますm(_ _)m
自分も撃沈されてしまいました(笑)
リンクをはらせていただきたいのですが、許可をいただきたく候です(^▽^;)
またきます!!w
No title
>コンスタンティンさん
初めまして。
実はコンスタンティンさんのページは結構前から見させてもらってます。
甘くていいですね、こちらもお勉強させてもらってますよ。
リンクの件ですがもちろんオッケーです。こちらも貼ってよろしいですかね?
これからもよろしくお願いします。
初めまして。
実はコンスタンティンさんのページは結構前から見させてもらってます。
甘くていいですね、こちらもお勉強させてもらってますよ。
リンクの件ですがもちろんオッケーです。こちらも貼ってよろしいですかね?
これからもよろしくお願いします。
No title
早速リンク貼らせていただきました!!
ありがとうございます(^o^)
こちらは貼っていただけるだけで感謝感激雨あられです(笑)
宜しくお願いいたします
ありがとうございます(^o^)
こちらは貼っていただけるだけで感謝感激雨あられです(笑)
宜しくお願いいたします
No title
モニタの前で1人ニヤニヤしてました。これ職場で読んだらやばそうですね。
キョンの回想って結局ノロケじゃないかw
ああもう!学生時代のハルヒが可愛すぎる!!
護衛艦あしがらさんじゃないですが私も撃沈されましたw
キョンの回想って結局ノロケじゃないかw
ああもう!学生時代のハルヒが可愛すぎる!!
護衛艦あしがらさんじゃないですが私も撃沈されましたw
No title
もうすぐ17になるのに
自転車で盛大にこけたWillです、こんばんは。
高校時代のハルヒ達の描写が
やけに微笑ましくて、頬が緩みました。
今日はハルナメインですか、
ハルナもきっとハルヒみたいになるんですね。
というかもうなってますね。
ハルナが初めて言葉を口にしたとき
「パパ」と言ったのか、「ママ」と言ったのか、
それ以外だったか、ふと気になったWillでした。では×2
(何の脈絡もなく、再び出ました。突飛な口走りパート3)
自転車で盛大にこけたWillです、こんばんは。
高校時代のハルヒ達の描写が
やけに微笑ましくて、頬が緩みました。
今日はハルナメインですか、
ハルナもきっとハルヒみたいになるんですね。
というかもうなってますね。
ハルナが初めて言葉を口にしたとき
「パパ」と言ったのか、「ママ」と言ったのか、
それ以外だったか、ふと気になったWillでした。では×2
(何の脈絡もなく、再び出ました。突飛な口走りパート3)
No title
鼻血は大丈夫でしたか。
鏡を見て突然顔が血まみれだとマジでびっくりするでしょうね。お大事に!
しかしまたやってくれますね。
いい加減ニヤケ面ばかりで顔の筋肉が痛くなってきました。
ハルキョン夫婦可愛いよハルキョン夫婦(+ハルナ)。
後、たこ焼き屋のお兄さん(おじさん?)の心意気が素敵ですw
鏡を見て突然顔が血まみれだとマジでびっくりするでしょうね。お大事に!
しかしまたやってくれますね。
いい加減ニヤケ面ばかりで顔の筋肉が痛くなってきました。
ハルキョン夫婦可愛いよハルキョン夫婦(+ハルナ)。
後、たこ焼き屋のお兄さん(おじさん?)の心意気が素敵ですw
No title
>R254さん
キョンの回想はノロケですw キョンはそういう奴なんですよw
>Willさん
盛大にこけたんですか!? 大丈夫でしたか?
そういえばハルナの赤ちゃん時代は書いてないですね・・・ ネタをありがとうw
>911さん
顔が真っ赤でホラー映画並でしたよw
顔の筋肉痛ですかww お大事にw
大阪のたこ焼き屋のおっさんはほとんどがこういうタイプなんで、使わせてもらいましたww
キョンの回想はノロケですw キョンはそういう奴なんですよw
>Willさん
盛大にこけたんですか!? 大丈夫でしたか?
そういえばハルナの赤ちゃん時代は書いてないですね・・・ ネタをありがとうw
>911さん
顔が真っ赤でホラー映画並でしたよw
顔の筋肉痛ですかww お大事にw
大阪のたこ焼き屋のおっさんはほとんどがこういうタイプなんで、使わせてもらいましたww
No title
回想GJです!
特に古泉くんのパスがうまいw
しかしハルナちゃんいい働きしますね~w
これからも目がはなせませんね。
特に古泉くんのパスがうまいw
しかしハルナちゃんいい働きしますね~w
これからも目がはなせませんね。
No title
>ROX-3さん
最近回想が多いのは気のせいですww
ハルナはいい働きをしてますよね。だんだんハルヒみたいになってきてますがw
最近回想が多いのは気のせいですww
ハルナはいい働きをしてますよね。だんだんハルヒみたいになってきてますがw
コメントの投稿
« 寒いぜ。なめとんか l Home l 起きる »
やっぱり、ハルヒにソックリ。。
でも、キョンの部分の微妙に入ってますよね?!
今回は、ほのぼのだと思いますよ。。