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現在ネトラジ放送中
現在ネトラジ放送中です、お暇な方はチェックしてみては?
『改めて愛』の改良版です、どうぞ。
『改めて愛』 元ネタ→2月12日 改良版→8月18日
『改めて愛』の改良版です、どうぞ。
『改めて愛』 元ネタ→2月12日 改良版→8月18日
「う、うむむ・・・よく寝た・・」
カーテンから漏れる朝の日差し、どうやら今日も晴れのようだ。
妹のボディープレスがないだけ、すがすがしい朝だと感じられる。
っていうか今気づいたんだが、ここって俺の部屋じゃないよな? 何か女の子っぽい感じがするんだ。
部屋全体が俺の大好きな感じのするいい匂いが広がっており、この匂いをかぐと無性に抱きしめたくなる。
ここは一体どこなんだ? この答えはすぐに分かった。エプロン姿のハルヒがやってきたのだから。
『改めて愛』 元ネタ→2月12日 改良版→8月18日
-大長編となった改めて愛の最初のお話です、どうぞ!-
カチャカチャと卵をかき混ぜながらやってきたハルヒは、そのおぼんを置いて俺の寝ているベットまで近づく。
「ど、どうしたんだ?」
「昨日あんたが言ったこと憶えてるよね?」
昨日という単語で俺の体がピクっとなる。そうだな、昨日は色々あったよな。
急にお前がシクシク泣き始めるからな、あの時は焦ったぜ。
「違う! それはもう忘れなさい!!! あんたが言ったことよ!」
やれやれ、また言わないといけないのかよ・・・ 勘弁してくれよ。
「大好きだ、ハルヒってやつか?」
「そうそれ!! 大好きだハルヒ、かぁ・・・ きゃー、恥ずかしい!!」
クネクネと普段なら絶対見られないような動きを見せながらハルヒは部屋を出て行った。何だったんだ?
「ご飯よー!」
着替えて下の階へと降りると、豪華な朝飯が俺を出迎えてくれる。
すげぇ、こんな豪華な朝食生まれて初めてかもしれんぞ。
「結婚したら毎日作ってあげるからね♪」
あのな、昨日付き合い始めたばっかりなんだぞ? 結婚なんてまだまだ先の事だ。
でもまぁ、俺はハルヒ以外の人と結婚する気なんてまったくないが。
「っていうかさせないわよ! まぁいいや、食べましょ!」
俺は目の前に置いてあるスプーンを取ろうと思ったのだが、取る前にハルヒに取られた。
おい、手で食えって言うのか? おにぎりじゃあるまいし。
「違うわよ。た、食べさしてあげる!」
「え?」
一瞬ハルヒの言った事が理解できなかったが、しばらくして脳が動き出した頃には、
目の前にはスプーンが俺に向けられていた。
視線をずらしていくと、綺麗な手、可愛い顔、しかも真っ赤、湯気でそうな雰囲気。
「は、早くしないさいよ・・・」
ま、まぁせっかく食べさせてくれるって言ってるんだし、素直に言う事を聞くか。
「あーん・・・」
「うむ、美味いぞ」
最初は俯き気味だったハルヒも、俺の言葉を聞いてだんだんと笑顔が戻ってきた。
「あ、当たり前よ!! あたしが作ったご飯が美味しくないわけないじゃない!!
あんたの好みだってちゃんと調べたんだし・・・」
「後半が全然聞こえなかった、何て?」
「き、気にしないの!!!」
・・・
・・
・
さてさて、今日は不思議探索でもなんでもない行事、俺にこの日がやってくるとは思ってなかったがな。
初デート日だ!!! 相手はハルヒ、俺はこの日をどれだけ待ち望んできた事やら!!
ハルヒの命令によって家の外で待たされてるわけなんだが、何で外で待たないといけないんだ?
デート用の服に最初から着替えてたし、戸締りとかの確認なら俺だって手伝ってやるのに。
しばらく経ってやっと玄関の戸が開いた、そこに立っていたのは・・・・。
「お待たせ、久しぶりだったから手間取っちゃって」
久しぶりに見るハルヒのポニー。ピョコンとした髪がなんとも可愛らしい。
「どうしたの、固まっちゃって?」
なぜ笑顔で聞いてくる、あれは一応夢の中での出来事なんだぞ? 俺がポニー萌えって言ったか?
「感想はないのかしら、可愛い彼女が自分の好きな髪型なのよ?」
ハルヒは俺の手を取りながらそう言ってくるが、はっきり言って俺の耳にその言葉は届いてない。
俺の視線、脳内はハルヒのポニーに釘付けである。それほど可愛いのだ。
「めちゃくちゃ似合ってる、いつも以上に可愛いぞハルヒ」
「えへへ♪」
徒歩で移動中、ハルヒはずっと俺の腕に抱きついてくる。
それはとてつもなくありがたく嬉しい行為、なのだが周りの視線、特に男の視線がムカつく。
何だ手前ら、『似合ってない』とでも言いたいのか?勝手に言ってやがれってんだ。
何といわれようとハルヒは絶対に渡さないからな、10億もらったって考えてもやらん。
「大丈夫よ、キョンから離れようとなんてこれっぽっちも思ってないし」
今日は特に甘えん坊モード全開のハルヒ。このモードは俺にとって大ダメージ確実である。
さっきから上目遣いでずっと俺を眺めてくるんだ、前見てくれよ、恥ずかしいからさ。
普段の俺を引っ張るハルヒはどうしたんだ? 今日はまるっきり逆じゃねえかよ。
「せっかく恋人になったんだからね、男が引っ張ってみなさいよ。
将来的にはお姫様抱っこで街歩けるようになってね」
そんな日が来るとは思えん。家の中ならやってやるが、外でやれってか?できねえよ。
たまに深いキスを街中でやってる奴がいるが、何考えてるんだか。恥ずかしくないのか?
?あなたたちも将来そうなりますよ?
古泉の声のような空耳が聞こえたが、気のせいだよな? 将来そうなる?俺とハルヒが?? ないない。
・・・
・・
・
初デートなんてこんなもんだ、今日1日街中をずっとブラついてた。
途中ハルヒがソフトクリームをなぜか1つだけ買って、それを2人で食べるという恥ずかしいこともしたが、
それはそれでいいんじゃないかと思う。
「キョン、ほっぺにクリームついてるわよ」とか言いながらキスをしてきたりもしたが、案外良かった。
ソフトクリーム+ハルヒの甘さで脳が溶けそうになったのは言うまでもない。
「月曜からは学校でどういう生活したらいいのかしら?」
「普段通りでいいだろ、あんまり意識してると逆に怪しまれる」
怪しまれるも何ももう谷口らにバレてるから、おそらく全校生徒が知っているだろう、俺とハルヒの関係を。
やれやれ、今度はハルヒだけでなく俺まで人気者じゃねえか、ちくしょうめ。
「お弁当は毎日作ってきてあげるわ、感謝しなさいよね!」
「そうか、楽しみにしてるぜ」
まだ1年ちょっとある高校生活。
ここでどんなことが起きるかはだれも予想できない、だがこれだけは言えるだろう。
ハルヒと俺の関係を知らない奴はいない、と。
続く
カーテンから漏れる朝の日差し、どうやら今日も晴れのようだ。
妹のボディープレスがないだけ、すがすがしい朝だと感じられる。
っていうか今気づいたんだが、ここって俺の部屋じゃないよな? 何か女の子っぽい感じがするんだ。
部屋全体が俺の大好きな感じのするいい匂いが広がっており、この匂いをかぐと無性に抱きしめたくなる。
ここは一体どこなんだ? この答えはすぐに分かった。エプロン姿のハルヒがやってきたのだから。
『改めて愛』 元ネタ→2月12日 改良版→8月18日
-大長編となった改めて愛の最初のお話です、どうぞ!-
カチャカチャと卵をかき混ぜながらやってきたハルヒは、そのおぼんを置いて俺の寝ているベットまで近づく。
「ど、どうしたんだ?」
「昨日あんたが言ったこと憶えてるよね?」
昨日という単語で俺の体がピクっとなる。そうだな、昨日は色々あったよな。
急にお前がシクシク泣き始めるからな、あの時は焦ったぜ。
「違う! それはもう忘れなさい!!! あんたが言ったことよ!」
やれやれ、また言わないといけないのかよ・・・ 勘弁してくれよ。
「大好きだ、ハルヒってやつか?」
「そうそれ!! 大好きだハルヒ、かぁ・・・ きゃー、恥ずかしい!!」
クネクネと普段なら絶対見られないような動きを見せながらハルヒは部屋を出て行った。何だったんだ?
「ご飯よー!」
着替えて下の階へと降りると、豪華な朝飯が俺を出迎えてくれる。
すげぇ、こんな豪華な朝食生まれて初めてかもしれんぞ。
「結婚したら毎日作ってあげるからね♪」
あのな、昨日付き合い始めたばっかりなんだぞ? 結婚なんてまだまだ先の事だ。
でもまぁ、俺はハルヒ以外の人と結婚する気なんてまったくないが。
「っていうかさせないわよ! まぁいいや、食べましょ!」
俺は目の前に置いてあるスプーンを取ろうと思ったのだが、取る前にハルヒに取られた。
おい、手で食えって言うのか? おにぎりじゃあるまいし。
「違うわよ。た、食べさしてあげる!」
「え?」
一瞬ハルヒの言った事が理解できなかったが、しばらくして脳が動き出した頃には、
目の前にはスプーンが俺に向けられていた。
視線をずらしていくと、綺麗な手、可愛い顔、しかも真っ赤、湯気でそうな雰囲気。
「は、早くしないさいよ・・・」
ま、まぁせっかく食べさせてくれるって言ってるんだし、素直に言う事を聞くか。
「あーん・・・」
「うむ、美味いぞ」
最初は俯き気味だったハルヒも、俺の言葉を聞いてだんだんと笑顔が戻ってきた。
「あ、当たり前よ!! あたしが作ったご飯が美味しくないわけないじゃない!!
あんたの好みだってちゃんと調べたんだし・・・」
「後半が全然聞こえなかった、何て?」
「き、気にしないの!!!」
・・・
・・
・
さてさて、今日は不思議探索でもなんでもない行事、俺にこの日がやってくるとは思ってなかったがな。
初デート日だ!!! 相手はハルヒ、俺はこの日をどれだけ待ち望んできた事やら!!
ハルヒの命令によって家の外で待たされてるわけなんだが、何で外で待たないといけないんだ?
デート用の服に最初から着替えてたし、戸締りとかの確認なら俺だって手伝ってやるのに。
しばらく経ってやっと玄関の戸が開いた、そこに立っていたのは・・・・。
「お待たせ、久しぶりだったから手間取っちゃって」
久しぶりに見るハルヒのポニー。ピョコンとした髪がなんとも可愛らしい。
「どうしたの、固まっちゃって?」
なぜ笑顔で聞いてくる、あれは一応夢の中での出来事なんだぞ? 俺がポニー萌えって言ったか?
「感想はないのかしら、可愛い彼女が自分の好きな髪型なのよ?」
ハルヒは俺の手を取りながらそう言ってくるが、はっきり言って俺の耳にその言葉は届いてない。
俺の視線、脳内はハルヒのポニーに釘付けである。それほど可愛いのだ。
「めちゃくちゃ似合ってる、いつも以上に可愛いぞハルヒ」
「えへへ♪」
徒歩で移動中、ハルヒはずっと俺の腕に抱きついてくる。
それはとてつもなくありがたく嬉しい行為、なのだが周りの視線、特に男の視線がムカつく。
何だ手前ら、『似合ってない』とでも言いたいのか?勝手に言ってやがれってんだ。
何といわれようとハルヒは絶対に渡さないからな、10億もらったって考えてもやらん。
「大丈夫よ、キョンから離れようとなんてこれっぽっちも思ってないし」
今日は特に甘えん坊モード全開のハルヒ。このモードは俺にとって大ダメージ確実である。
さっきから上目遣いでずっと俺を眺めてくるんだ、前見てくれよ、恥ずかしいからさ。
普段の俺を引っ張るハルヒはどうしたんだ? 今日はまるっきり逆じゃねえかよ。
「せっかく恋人になったんだからね、男が引っ張ってみなさいよ。
将来的にはお姫様抱っこで街歩けるようになってね」
そんな日が来るとは思えん。家の中ならやってやるが、外でやれってか?できねえよ。
たまに深いキスを街中でやってる奴がいるが、何考えてるんだか。恥ずかしくないのか?
?あなたたちも将来そうなりますよ?
古泉の声のような空耳が聞こえたが、気のせいだよな? 将来そうなる?俺とハルヒが?? ないない。
・・・
・・
・
初デートなんてこんなもんだ、今日1日街中をずっとブラついてた。
途中ハルヒがソフトクリームをなぜか1つだけ買って、それを2人で食べるという恥ずかしいこともしたが、
それはそれでいいんじゃないかと思う。
「キョン、ほっぺにクリームついてるわよ」とか言いながらキスをしてきたりもしたが、案外良かった。
ソフトクリーム+ハルヒの甘さで脳が溶けそうになったのは言うまでもない。
「月曜からは学校でどういう生活したらいいのかしら?」
「普段通りでいいだろ、あんまり意識してると逆に怪しまれる」
怪しまれるも何ももう谷口らにバレてるから、おそらく全校生徒が知っているだろう、俺とハルヒの関係を。
やれやれ、今度はハルヒだけでなく俺まで人気者じゃねえか、ちくしょうめ。
「お弁当は毎日作ってきてあげるわ、感謝しなさいよね!」
「そうか、楽しみにしてるぜ」
まだ1年ちょっとある高校生活。
ここでどんなことが起きるかはだれも予想できない、だがこれだけは言えるだろう。
ハルヒと俺の関係を知らない奴はいない、と。
続く
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