めちゃくちゃいい天気
ものごっついいい天気ですね。
現在快晴。17度。 お昼寝日和だww
あとで散歩にでも行きます。
では今日の分です。どうぞ
『改めて愛27』
「りんご狩りに行くわよ!」
今日は退院した次の日、家族サービスの日である。
ドライブだったはずが、なぜかりんご狩りに。
「ハルナもりんご好きよね?」
「うん、大好き!」
「はい、じゃあ決定ね。キョン、車出しなさい」
「おい、俺の意見は・・・?」
「はぁ? あんたが入院するから悪いんでしょうが。あんたに発言権なんてナシ!」
朝早く、家を出発する。
『改めて愛27』
車を走らせる事1時間ちょっと。だんだん景色が田舎臭くなってくる。
「パパ、木のお家ばっかりだね」
「そうだな、この辺の人はさぞかし不便だろうな」
「あらっ、この辺の人はこの生活が当たり前なんだから、
他人がどうこう言う問題じゃないわ」
「すごい、ママ頭いいね」
「ふっふ?ん、どうよキョン?」
どうって・・頭がいいとしか・・・
「えらい素直なのね。まあいいわ」
もうちょっと喜べよな。まああの笑顔は・・喜んでるんだろう。
・・・
・・
・
「大人2人と小学生1人で500円です」
500円? 安すぎだろ・・・儲かってるのか?
「キョン、ここ大丈夫かしら? 安すぎるわよ。ポイズンでも入ってるんじゃない?」
「そう思ったが、他にも家族連れがたくさんいるし、大丈夫だろう」
周りは俺たちみたいな家族連れがたくさんいる。
おっ、あそこの奥さんなかなか美人だな。
「・・キョン?」
嘘です。怖いぞハルヒ。嘘に決まってるだろうが。
「さあハルナ、馬鹿はほっといて一緒にりんご取りましょう!」
「うん、いっぱい取ろう!じゃあねパパ」
まてまて、俺1人で行動するのか?
大の男1人でりんご狩り・・・ 勘弁してくれ。
「おい、待てよ」
俺が走ると、ハルヒとハルナも走り出した。
おまけにハルヒは振り返り、あかんべーをしてくる。
だが、これも幸せだな。
ハルヒも一応ゆっくり走ってるみたいだし。
俺に追いついてほしいんだろ?
「まあキョンがどうしてもって言うんなら、一緒に行動してもいいわよ」
「ハルヒがどうしてもっていうなら、一緒に行動するが?」
「なによ、キョンのくせに」
「どうするんだ?」
「むむむ?・・・負けないわよ」
「そうか、じゃあハルナ、一緒に行こうぜ」
「うん、パパは背が高いから、木の上のりんごも取れるね」
「ま・・待ちなさい・・あたしは・・」
あたしは 何なんだ?
正直に言えよ。顔に書いてるぞ、『一緒にやりたい』ってな。
「い・・一緒に・・行動しなさい!」
何か命令されたが・・・まあいいさ。
3人で行動しないとダメだからな。
・・・・
「キョン、あれ取りなさい!」
「いくらなんでもあんな高いのは取れん。それでいいだろ?」
「ダメよ、そんな低いところのは。高い方が、神様に近いじゃない!」
神はお前だ! とも言えず、脚立を借りて取る事に。
「ほらほら、頑張って」
「っしゃ・・って・・・」
りんごをもぎっと勢いで、そのまま地面に転落。
幸い地面は柔らかい土だから、そんなに痛くはなかった。
「あっはははは?、あんた何やってんのよ」
ハルヒは大爆笑だ。もう少し心配してくれよな。
「パパ、大丈夫?」
おおハルナ、心配してくれるか。なんて優しい子なんだ・・・
「大丈夫よ、キョンなら」
「でも、パパ起きないよ」
「ははははって・・・えっ!?」
俺は目を瞑ったまま様子を見ることに。
「ちょ・・ちょっとキョン?」
どうやら引っかかったようだ。作戦成功。
作戦名は・・・アントライオン(アリ地獄)作戦だ。さあ、引っかかってもらうぞ。
「パパ、しっかりしてよ!」
ハルナは俺の顔をペチペチ叩く。おい、誰に教わったんだ?微妙に痛いぞ。
「キョン・・起きなさいよ・・ねえ・・」
だんだんハルヒの声がか細くなってきた。そろそろいいだろうな。
「もう離れないでって・・言ったじゃない・・・」
「勝手に殺すなよな」
「えっ!?」
「あっ、パパ!」
ハルナは俺に抱きつく。いや?、いい子だな。
「大丈夫?」
「大丈夫だ。パパはこれくらいじゃ死なないぞ」
「ママ、パパ生きてたよ」
「ハルヒ、俺はこれくらいじゃ・・ってゴフッ」
「バカキョン!あんたなんか死んじゃえ!」
ハルヒは俺の顔面をりんごで殴ってきた。
りんごが粉砕するほどの威力で。痛いぞ。
「悪かった、悪かったよ」
「知んない!」
ハルヒは微妙に涙を流しながら、そっぽを向きながら叫んでる。
「ハルヒ、本当に悪かった。確かに調子に乗りすぎた。
だから、怒らないでくれ」
「もう!誰のせいで怒ってると思ってるのよ!!」
「そうだな、俺のせいだな。この通り」
俺はひとまず頭を下げる。
「ま・・まあ・・許してあげてもいいけど。でも!」
でも?
「1発ビンタね♪」
バチンと俺の頬がいい音に鳴る。
今日1番痛いぞ・・
「うん、許してあげるわ。さあハルナ取ったりんごを食べましょう!」
「りんごパーティーだね」
「ほら、キョンも行くわよ」
ハルヒは俺の手を握る。
ハルナは俺が肩車する。
ハルヒは小さな声で、
「ホントは結構心配したんだからね」
「えっ?」
「ふふっ、何でもないわよ。ほら、行きましょ!」
ハルヒ、走るなよ。ハルナを落としそうになるだろ。
そのあとはハルナの言ったとおり、りんごパーティーとなった。
大量のりんごを取ったため、当分家でもりんごが続きそうだ。
続く
ほのぼの・・ですかね?
まあいいや。では。
現在快晴。17度。 お昼寝日和だww
あとで散歩にでも行きます。
では今日の分です。どうぞ
『改めて愛27』
「りんご狩りに行くわよ!」
今日は退院した次の日、家族サービスの日である。
ドライブだったはずが、なぜかりんご狩りに。
「ハルナもりんご好きよね?」
「うん、大好き!」
「はい、じゃあ決定ね。キョン、車出しなさい」
「おい、俺の意見は・・・?」
「はぁ? あんたが入院するから悪いんでしょうが。あんたに発言権なんてナシ!」
朝早く、家を出発する。
『改めて愛27』
車を走らせる事1時間ちょっと。だんだん景色が田舎臭くなってくる。
「パパ、木のお家ばっかりだね」
「そうだな、この辺の人はさぞかし不便だろうな」
「あらっ、この辺の人はこの生活が当たり前なんだから、
他人がどうこう言う問題じゃないわ」
「すごい、ママ頭いいね」
「ふっふ?ん、どうよキョン?」
どうって・・頭がいいとしか・・・
「えらい素直なのね。まあいいわ」
もうちょっと喜べよな。まああの笑顔は・・喜んでるんだろう。
・・・
・・
・
「大人2人と小学生1人で500円です」
500円? 安すぎだろ・・・儲かってるのか?
「キョン、ここ大丈夫かしら? 安すぎるわよ。ポイズンでも入ってるんじゃない?」
「そう思ったが、他にも家族連れがたくさんいるし、大丈夫だろう」
周りは俺たちみたいな家族連れがたくさんいる。
おっ、あそこの奥さんなかなか美人だな。
「・・キョン?」
嘘です。怖いぞハルヒ。嘘に決まってるだろうが。
「さあハルナ、馬鹿はほっといて一緒にりんご取りましょう!」
「うん、いっぱい取ろう!じゃあねパパ」
まてまて、俺1人で行動するのか?
大の男1人でりんご狩り・・・ 勘弁してくれ。
「おい、待てよ」
俺が走ると、ハルヒとハルナも走り出した。
おまけにハルヒは振り返り、あかんべーをしてくる。
だが、これも幸せだな。
ハルヒも一応ゆっくり走ってるみたいだし。
俺に追いついてほしいんだろ?
「まあキョンがどうしてもって言うんなら、一緒に行動してもいいわよ」
「ハルヒがどうしてもっていうなら、一緒に行動するが?」
「なによ、キョンのくせに」
「どうするんだ?」
「むむむ?・・・負けないわよ」
「そうか、じゃあハルナ、一緒に行こうぜ」
「うん、パパは背が高いから、木の上のりんごも取れるね」
「ま・・待ちなさい・・あたしは・・」
あたしは 何なんだ?
正直に言えよ。顔に書いてるぞ、『一緒にやりたい』ってな。
「い・・一緒に・・行動しなさい!」
何か命令されたが・・・まあいいさ。
3人で行動しないとダメだからな。
・・・・
「キョン、あれ取りなさい!」
「いくらなんでもあんな高いのは取れん。それでいいだろ?」
「ダメよ、そんな低いところのは。高い方が、神様に近いじゃない!」
神はお前だ! とも言えず、脚立を借りて取る事に。
「ほらほら、頑張って」
「っしゃ・・って・・・」
りんごをもぎっと勢いで、そのまま地面に転落。
幸い地面は柔らかい土だから、そんなに痛くはなかった。
「あっはははは?、あんた何やってんのよ」
ハルヒは大爆笑だ。もう少し心配してくれよな。
「パパ、大丈夫?」
おおハルナ、心配してくれるか。なんて優しい子なんだ・・・
「大丈夫よ、キョンなら」
「でも、パパ起きないよ」
「ははははって・・・えっ!?」
俺は目を瞑ったまま様子を見ることに。
「ちょ・・ちょっとキョン?」
どうやら引っかかったようだ。作戦成功。
作戦名は・・・アントライオン(アリ地獄)作戦だ。さあ、引っかかってもらうぞ。
「パパ、しっかりしてよ!」
ハルナは俺の顔をペチペチ叩く。おい、誰に教わったんだ?微妙に痛いぞ。
「キョン・・起きなさいよ・・ねえ・・」
だんだんハルヒの声がか細くなってきた。そろそろいいだろうな。
「もう離れないでって・・言ったじゃない・・・」
「勝手に殺すなよな」
「えっ!?」
「あっ、パパ!」
ハルナは俺に抱きつく。いや?、いい子だな。
「大丈夫?」
「大丈夫だ。パパはこれくらいじゃ死なないぞ」
「ママ、パパ生きてたよ」
「ハルヒ、俺はこれくらいじゃ・・ってゴフッ」
「バカキョン!あんたなんか死んじゃえ!」
ハルヒは俺の顔面をりんごで殴ってきた。
りんごが粉砕するほどの威力で。痛いぞ。
「悪かった、悪かったよ」
「知んない!」
ハルヒは微妙に涙を流しながら、そっぽを向きながら叫んでる。
「ハルヒ、本当に悪かった。確かに調子に乗りすぎた。
だから、怒らないでくれ」
「もう!誰のせいで怒ってると思ってるのよ!!」
「そうだな、俺のせいだな。この通り」
俺はひとまず頭を下げる。
「ま・・まあ・・許してあげてもいいけど。でも!」
でも?
「1発ビンタね♪」
バチンと俺の頬がいい音に鳴る。
今日1番痛いぞ・・
「うん、許してあげるわ。さあハルナ取ったりんごを食べましょう!」
「りんごパーティーだね」
「ほら、キョンも行くわよ」
ハルヒは俺の手を握る。
ハルナは俺が肩車する。
ハルヒは小さな声で、
「ホントは結構心配したんだからね」
「えっ?」
「ふふっ、何でもないわよ。ほら、行きましょ!」
ハルヒ、走るなよ。ハルナを落としそうになるだろ。
そのあとはハルナの言ったとおり、りんごパーティーとなった。
大量のりんごを取ったため、当分家でもりんごが続きそうだ。
続く
ほのぼの・・ですかね?
まあいいや。では。
スポンサーサイト
コメント
No title
No title
ほのぼのいいね
心まで暖かくなる。
心まで暖かくなる。
No title
いいなぁ、仲良し家族!
キョンは微妙に大変そうなのにすげえ幸せそうですよね。
キョンは微妙に大変そうなのにすげえ幸せそうですよね。
No title
>WOLFさん
温かさが伝わりましたかww
よかったです。どうも家族物はほのぼのしてしまいますのでね
>カンジテストさん
外も中もポッカポカですか?ww
これからも温かくしていきます
>911さん
仲良し家族の見本ですねww
キョンは大変でも、その大変さを楽しんでると思いますww
温かさが伝わりましたかww
よかったです。どうも家族物はほのぼのしてしまいますのでね
>カンジテストさん
外も中もポッカポカですか?ww
これからも温かくしていきます
>911さん
仲良し家族の見本ですねww
キョンは大変でも、その大変さを楽しんでると思いますww
No title
まだ少し肌寒い埼玉県でしたが、そんな肌寒さを吹き飛ばして暖かくさせてくれました。
>俺は目を瞑ったまま様子を見ることに
キョンもよく頭が回りますね、私が机から落ちたときはしばらく痛み苦しんだものですが・・・(結局剥離骨折してたんですけどねw)
>「1発ビンタね♪」
これを見て朝倉の「じゃあ死んで♪」を思い出したのは自分だけなのでしょうか?
でもハルヒのには愛情が入ってますけどねw
>ハルヒは俺の手を握る。
>
>ハルナは俺が肩車する。
なんか家族の鏡ですね、周りも幸せな雰囲気にさせる効果を持っているに違いありませんね
>りんごが粉砕するほどの威力で。痛いぞ。
私の通う埼玉県の某県立高校の新入生向けの部活動紹介で剣道部の部員が「りんごを片手で割る」のを実演してましたが・・・多少のあざか何かがキョンにはついたのではないでしょうか?w
>「もう!誰のせいで怒ってると思ってるのよ!!」
>
>「そうだな、俺のせいだな。この通り」
>
>俺はひとまず頭を下げる。
>
>
>「ま・・まあ・・許してあげてもいいけど。でも!」
ハルヒは突然のストレートにはめっきり弱いと思いますね、特にキョンに関しては・・・
家族ものはなんだかぽかぽかしていいですね~
今後もあっためてください!期待してます!
>俺は目を瞑ったまま様子を見ることに
キョンもよく頭が回りますね、私が机から落ちたときはしばらく痛み苦しんだものですが・・・(結局剥離骨折してたんですけどねw)
>「1発ビンタね♪」
これを見て朝倉の「じゃあ死んで♪」を思い出したのは自分だけなのでしょうか?
でもハルヒのには愛情が入ってますけどねw
>ハルヒは俺の手を握る。
>
>ハルナは俺が肩車する。
なんか家族の鏡ですね、周りも幸せな雰囲気にさせる効果を持っているに違いありませんね
>りんごが粉砕するほどの威力で。痛いぞ。
私の通う埼玉県の某県立高校の新入生向けの部活動紹介で剣道部の部員が「りんごを片手で割る」のを実演してましたが・・・多少のあざか何かがキョンにはついたのではないでしょうか?w
>「もう!誰のせいで怒ってると思ってるのよ!!」
>
>「そうだな、俺のせいだな。この通り」
>
>俺はひとまず頭を下げる。
>
>
>「ま・・まあ・・許してあげてもいいけど。でも!」
ハルヒは突然のストレートにはめっきり弱いと思いますね、特にキョンに関しては・・・
家族ものはなんだかぽかぽかしていいですね~
今後もあっためてください!期待してます!
No title
こんにちは。
1発ビンタは、愛情を込めたビンタでしょうww キョンも叩かれれて嬉しかったと思いますよ。
ハルヒはキョンの素直な言葉や、急な態度の変化にとても弱いのですw
キョンとハルヒが手を繋ぎ、ハルナはキョンに肩車かおんぶ。これがこの家族のあり方なのですw
1発ビンタは、愛情を込めたビンタでしょうww キョンも叩かれれて嬉しかったと思いますよ。
ハルヒはキョンの素直な言葉や、急な態度の変化にとても弱いのですw
キョンとハルヒが手を繋ぎ、ハルナはキョンに肩車かおんぶ。これがこの家族のあり方なのですw
コメントの投稿
« 本日も技能教習 l Home l 大反響と自己紹介 »
家族の温かさが伝わってきました。。